パーソナルトレーニングの効果は?ヨガやピラティスとどっちが良いの?
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2025 / 03 / 09
最終更新日:2025年3月10日
皆さんこんにちは!
BEYOND二俣川店の森山です!
運動を始めたいけど、パーソナルトレーニング、ヨガ、ピラティスなど、
どれが自分に合っているかわからない、と悩む方は多いと思います。
それぞれの特徴を理解し、自分の目的に合ったものを選ぶことが大切になります。
今回は、目的・効果・トレーニング内容を比較しながら、それぞれのメリット・デメリットをご紹介していきます!
Contents
各フィットネスの違いとは?
パーソナルトレーニングの特徴
パーソナルトレーニングは、専門トレーナーが個別指導を行い、
一人一人の目標・体の特徴に合わせたトレーニングを提供するプログラムです。
主に筋力トレーニングや有酸素運動を取り入れ、効果を出しやすいのが特徴です。
主な効果
・筋力アップ
・ダイエット効果
・姿勢改善
・基礎代謝の向上
ヨガの特徴
ヨガは、呼吸法やポーズを組み合わせて、心身のバランスを整えるエクササイズです。
心身の緊張をほぐし、リラックスやストレス解消にも効果的です。
腹式呼吸を繰り返しながら、全身を使ってポーズを取るためインナーマッスル(身体の深層部の筋肉)が鍛えられます。
主な効果
・柔軟性の向上
・ストレス軽減
・自律神経の調整
・姿勢改善
ピラティスの特徴
ピラティスは、インナーマッスル(身体の深層部の筋肉)を鍛えながら姿勢や体のバランスを整えるエクササイズです。
マットや専用マシンを使ったトレーニングがあり、リハビリにも活用されることが多いです。
主な効果
・体幹強化
・姿勢改善
・ケガの予防
・運動機能の向上
各フィットネスの歴史について
パーソナルトレーニングの歴史
そもそもパーソナルトレーニングは、プロスポーツ選手などのアスリートをサポートするパーソナルトレーナーの存在が発端になっています。
運動を生業とする方のサポートを行うことから、体の仕組みや運動における豊富な知識や技術が要必要となる、特別な存在でした。
1990年になると、パーソナルトレーニングはフィットネス業界にも徐々に浸透し、
それによって一般の方もパーソナルトレーニングが受けられるようになりました。
そして、2013年に皆さんも一度は目にしたことがあるライザップの特徴的なテレビCMが火付け役となり、全国的に注目されるようになりました。
パーソナルトレーニングが流行る前はフィットネスクラブのスタッフが、
サービスの一環として個人や複数人に向けて指導やサポートを行うことが主流でした。
パーソナルトレーニングジムとしては、ケビン山崎氏が設立したトータルワークアウトがあります。
2001年に東京三田店(日本1号店)が開業となりました。
当初、トータルワークアウトには、多くの著名アスリートや芸能人が通っていました。
そしてパーソナルトレーニングが次第に認識され始め、一般的になったのがライザップです。
現在では大規模なチェーン店からこじんまりとした個人経営店など、様々な規模のパーソナルトレーニングジムが開業されています。
ヨガの歴史
ヨガの起源はなんと約4500年前のインド。
インダス文明で誕生したと言われています。
5000年前頃のインダス文明の都市遺跡「モヘンジョダロ」で様々なポーズをとる陶器の像や座法、
瞑想する神像なのが多く発見されました。
ちなみに5000年前の日本は、大森貝塚で有名な縄文時代になります。
日本では、平安時代にヨガは瑜伽(ゆが)と呼ばれており、瞑想が中心でした。
1958年に日本のヨガの父と言われ、沖ヨガ創始者である沖正弘らが「日本ヨガ協会」を設立しました。
1970年代、初めてのヨガブームが起きました。
綿本昇によって、エクササイズ的な見せ方で美と健康促進的要素を盛り込んだヨガを求め、
多くの人がカルチャーセンターなどヨガを実施できる教室へいくようになりました。
そして1990年代、ファッショナブルなスポーツとして若い女性を中心に人々の生活に根付き始めました。
現在では、ホットヨガや、サップの上で行うヨガなど様々なヨガが実施されています。
ピラティスの歴史
ピラティスとは、1883年にドイツで生まれたジョセフ・ハベルタス・ピラティス氏によって考案されたエクササイズです。
ピラティス氏自身が様々な病気を持病としてもっており、その病弱な身体を克服するために様々なスポーツや治療法を研究し、それらの組み合わせたものがピラティスの原形だと言われています。
そこから第一次世界大戦中にドイツ軍の従軍看護師となったピラティス氏が、
戦争で傷を負った兵士が寝たきりのままでもトレーニングやリハビリをできるようにと考案し、そのエクササイズを発展させていきました。
ピラティスが日本に初めて紹介されたのは1990年代の初めとされています。
当時、フィットネスの一環として徐々に注目を集め始めました。
特に、アスリートやモデルがピラティスを取り入れたことで、
その効果が広く認識され日本でも普及が進みました。
各フィットネスのメリット・デメリット
パーソナルトレーニングのメリット・デメリット
メリット
・個別指導で効率的にトレーニングができる
・目標に応じたプログラムを組める
・一人で追い込めないところまで追い込むことができる
デメリット
・月額性の24時間ジムなどと比較すると費用が高い
・トレーナーが少ないジムの場合、予約が取りにくい
ヨガのメリット・デメリット
メリット
・ストレッチと深い呼吸により柔軟性が向上し、リラックス効果がある
・簡単な動きであるため、体力がなくても始めやすい
・自律神経を整える効果がある
デメリット
・効果が出るまで時間がかかる
・筋力アップやダイエットには向かない
ピラティスのメリット・デメリット
メリット
・体幹を鍛えて姿勢が改善する
・低負荷で関節に優しく、リハビリやケガ予防に適している
・激しい運動が苦手な人でもできる
デメリット
・負荷が低いため、筋肉を大きくするには向かない
・専用マシンを使う場合、コストがかかる(マシンピラティスはスタジオ利用料が高め)
各フィットネスの効果
パーソナルトレーニングの効果
パーソナルトレーニングの主な効果は、筋力アップやダイエット効果の高さにあります。
・筋力アップ: ウェイトトレーニングを取り入れることで、短期間で筋力を向上させることができます。
・ダイエット効果: 有酸素運動と組み合わせることで、脂肪燃焼を促進し、体脂肪を効率的に減少させます。また、正しい食事(リバウンドしにくい)の知識を身につけることができます。
・姿勢改善: 正しいフォームでのトレーニングにより、姿勢が矯正され、猫背・巻き肩・反り腰の改善につながります。
・基礎代謝の向上: 筋肉量が増えることで、基礎代謝が上がり、痩せやすい体になります。
ヨガの効果
ヨガは、心と体の両方にアプローチできるのが大きな特徴です。
・柔軟性の向上: ヨガのポーズを繰り返し行うことで、関節の可動域が広がり、体の柔軟性が向上します。
・ストレス解消: 呼吸法と瞑想を組み合わせることで、副交感神経が優位になり、リラックス効果を得られます。
・自律神経の調整: 呼吸を意識することで、自律神経のバランスが整います。
その結果、睡眠の質が向上します。
・内臓機能の向上: ヨガのポーズによる内臓の刺激が、消化機能を高めます。
その結果、便秘改善にも役立ちます。
ピラティスの効果
ピラティスは、体幹を中心に鍛えることで、姿勢やバランス能力を向上させる効果があります。
・体幹強化: インナーマッスルを鍛えることで、姿勢の維持や動きの質が向上します。
・姿勢改善: 背骨や骨盤のアライメントを整え、正しい姿勢を身につけることができます。
・ケガ予防: 関節に負担をかけない動きが多いため、運動初心者やリハビリ目的の人にも適しています。
・バランス能力の向上: 体のバランスを意識したトレーニングを行うことで、日常の動作がスムーズになります。
目的別に最適なトレーニングを選ぶ
筋力をつけたい場合
筋力をつけたいなら、パーソナルトレーニングがおすすめです。
個別指導のもと、ダンベルやバーベルを使ったトレーニングを行うことで、効率的に筋力を向上させられます。
また、一人では限界まで追い込むことが難しいですが、パーソナルトレーニングであれば自分の最大限の力を発揮することができます!
ダイエットをしたい場合
ダイエット目的なら、パーソナルトレーニングがおすすめです。
有酸素運動と筋トレを組み合わせることで、脂肪燃焼効果を最大限に引き出せます。
また、食事指導をおこなうことでさらに体重や体脂肪を落とすことができます!
ストレス解消・リラックスしたい場合
日々のストレスを解消したいなら、ヨガがおすすめです。
深い呼吸とゆったりした動きによって、心身を落ち着かせる効果があります。
姿勢を改善したい場合
猫背や反り腰など、姿勢の悪さを改善したい場合は、
ピラティス・パーソナルトレーニングが向いています。
ピラティスでは、インナーマッスルを鍛えることで、正しい姿勢をキープしやすくなります。
また、パーソナルトレーニングでは個人の姿勢に合わせた指導が可能です。
自分の姿勢でどこが悪いかわからない、腰痛・肩こりがあるがどうしたら良いかわからないという方は一度パーソナルトレーニングの体験に行ってみると良いでしょう。
運動が苦手な人でもできるのは?
運動が苦手な人や初心者におすすめなのは、パーソナルトレーニング、ヨガ、ピラティス全てです。
パーソナルトレーニングに関しては、個人に合わせた個人に合わせたどちらも低負荷で行えるため、無理なく続けられます。
ヨガに関しては、運動というよりも「リラックスや呼吸を意識する時間」として取り組むことができるため、体を動かすことに抵抗がある人でも始めやすいです。
ピラティスに関しては、負荷は少ないものの体幹を鍛える動きが多いため、初心者向けのクラスを選ぶと良いでしょう。
マットピラティスなら自重のみで行えるため、気軽に挑戦できます。
◼︎まとめ
パーソナルトレーニング・ヨガ・ピラティスの特徴や違いはご理解いただけたでしょうか。
運動を選ぶ際は、自分の目的に合ったものを選ぶことが大切です。
・筋力アップ・ダイエット・姿勢改善なら → パーソナルトレーニング
・ストレス解消・柔軟性向上なら → ヨガ
・姿勢改善・体幹強化なら → ピラティス
がおすすめです。
どの運動も初心者から気軽に始めることができます!
自分に合った方法を見つけて、健康的なライフスタイル、理想の体を手に入れましょう!
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お客様の声
著者情報
森山 史織(Moriyama Shiori)
保有資格
全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会認定 NESTA PFT
腸活アドバイザー
食育アドバイザー
ダイエットインストラクター