脂肪燃焼!!脂肪がなくなるメカニズムについて徹底解説!
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2025 / 04 / 26
最終更新日:2025年4月26日
こんにちは!
BEYOND二俣川店の森山です。
ダイエットといえば「脂肪を落とすこと」と言っても過言ではありません。
でも、その脂肪ってどうやって体からなくなるか知っていますか?
「運動すれば燃えるんでしょ?」
「汗かけば脂肪って減るんじゃないの?」
そんなざっくりしたイメージのままだと、効率よくダイエットはできません!
今回は、脂肪がどのようにして分解され、燃焼し、体外に排出されるのか
その脂肪燃焼のメカニズムを、徹底的に解説しています!
Contents
そもそも“脂肪”とは何者??
脂肪の正体は「エネルギーの貯金物」
体脂肪は、いわば“余ったエネルギーの倉庫”です。
私たちが日々の食事で摂取したカロリーのうち、使いきれなかった分が「中性脂肪」として脂肪細胞に蓄えられます。
これが、俗に言う“皮下脂肪”や“内臓脂肪”のことです。
つまり、脂肪は将来エネルギーが必要になる時に備えて体が蓄えているものです。
脂肪細胞に貯まる仕組み
食事をすると、糖質・脂質・たんぱく質などの栄養素が血中に取り込まれます。
このうち、エネルギーとしてすぐに使われなかったエネルギーが、脂肪細胞に中性脂肪として貯蔵されます。
流れは以下の通りです。
① 血糖値の上昇 → インスリンの分泌
食事(特に糖質)を摂ると血糖値が上がります。
それに反応して膵臓から「インスリン」というホルモンが分泌されます。
インスリンは血中の糖分や脂質を各細胞に運ぶ働きがあります。
このとき、余った糖は「脂肪に変換される」可能性があります!
② 糖質 → 脂肪への変換(脂肪合成)
糖質が過剰に摂取された場合、肝臓で一部は「グリコーゲン」として一時的に貯蔵されます。
しかし、それも満タンになると糖質は「脂肪(中性脂肪)」 に変換されてしまいます。
これを「脂肪合成」といいます。
③ 脂質や糖質 → 中性脂肪に再構成
食事由来の脂質は、小腸で吸収されたのち、最終的に脂肪細胞に届けられます。
また、先ほどの脂肪合成で作られた脂肪も、肝臓から移動し、同じく脂肪細胞へ届けられます。
脂肪細胞では、脂肪酸とグリセロールがくっついて「中性脂肪」となり、細胞内に蓄えられてしまいます。
④ 脂肪細胞は“無限に増える”わけではない
脂肪細胞は“風船”のような性質を持っていて、貯蔵量が増えるとどんどん膨らみます。
ある程度までは膨張することで対応しますが、それでも足りなくなると、新しい脂肪細胞が作られます。
一度増えた脂肪細胞の数は、基本的に減ることがないため、ダイエットをしても小さくなるだけで“消える”わけではないのです!
脂肪燃焼とは体内で何が起きている?
脂肪燃焼=脂肪を分解してエネルギーとして使うこと
脂肪燃焼とは、体に蓄えられた脂肪を分解して、エネルギー源として利用するプロセスを指します。
このプロセスは、以下の3ステップで進行します:
・脂肪の分解
・脂肪酸の輸送
・脂肪酸の燃焼とエネルギー産生
ステップ1|脂肪の分解
まず、運動や空腹時など、体がエネルギーを欲しているときに、ホルモン(アドレナリン、ノルアドレナリン等)の働きで脂肪分解酵素が活性化されます。
これによって中性脂肪が分解され、「脂肪酸」と「グリセロール」に変わります。
ステップ2|脂肪酸の輸送
分解された脂肪酸は血液に乗って、筋肉などのエネルギーを必要とする組織に運ばれます。
ここで重要なのが「ミトコンドリア」という細胞内の“脂肪燃焼工場”に届けられることです。
ステップ3|脂肪の燃焼
ミトコンドリアに運ばれた脂肪酸は、β酸化という化学反応で分解されます。
そして、最終的にATP(エネルギー)として使用されます。
つまり脂肪は、「体を動かすガソリン」として使われているんです!!
脂肪燃焼に必要な条件とは?
”摂取カロリー < 消費カロリー”にすること!
脂肪を落としたいなら、何よりも大事なのが「摂取カロリー < 消費カロリー」の状態を作ること。
この条件を満たしていない場合、どれだけ運動しても脂肪が落ちることはありません。
運動でエネルギー需要を高めよう
特に有酸素運動は、脂肪酸をエネルギーとして使う割合が高いため、脂肪燃焼に向いています。
しかし、筋トレも忘れてはいけません。
筋トレによって筋肉量が増えると、基礎代謝が上がることで、”太りにくく痩せやすい体”が作られます!
ホルモンバランスも脂肪燃焼に影響する
ストレスが多いとコルチゾールというホルモンが分泌されます。
このホルモンによって、脂肪分解が抑制されることもあります。
睡眠不足や慢性的な疲労も、脂肪燃焼を妨げる要因になるので要注意です。
脂肪はどこへ消えるのか?驚きの真実
脂肪が分解されたあと、どこへ消えていくのでしょうか。
実は「呼吸として排出される」のがメインなのです!
脂肪の最終的な行き先は「二酸化炭素と水」
分解された脂肪の大部分は、エネルギーとして使われたあと、二酸化炭素(CO₂)と水(H₂O)に分解されます。
二酸化炭素は呼吸から体外へ排出、水は汗や尿、呼気などから排出されます。
つまり、日常生活での呼吸が大切になってくるのです!
効率的に脂肪を燃やすためにできること
食事管理はマスト
高タンパク・低脂質を意識したバランスの良い食事が基本です。
個人に合わせたPFCバランスにあわせた量を摂取しましょう。
自分に適したPFCバランスが知りたい方はぜひパーソナルトレーナーさんに聞いてみてください!
運動の習慣化がポイント!
週に2〜3回の筋トレ+毎日の軽い有酸素運動(朝に軽くお散歩程度でOK!)。
この組み合わせが、最も脂肪燃焼に効果的です。
睡眠とストレス管理も重要
7時間程度の質の良い睡眠を取りましょう。
リラックスする時間を確保することで、ホルモンバランスも整い、脂肪が燃えやすい体になります。
◼︎まとめ
いかがでしたでしょうか。
脂肪を減らすには、ただがむしゃらに頑張るだけではなく、そのメカニズムを理解して取り組むことが重要になっていきます!
・脂肪はエネルギーとして分解や消費される
・分解された脂肪は最終的に「呼吸」で体外へ
・食事・運動・睡眠のバランスが脂肪燃焼のカギ
この仕組みを知って、賢く・効率よく、理想の体に近づいていきましょう!
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著者情報
森山 史織(Moriyama Shiori)
保有資格
全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会認定 NESTA PFT
腸活アドバイザー
食育アドバイザー
ダイエットインストラクター